コロナ対策でスタートアップ企業が実践したことと、営業面の影響

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コロナ対策でスタートアップ企業が実践したことと、営業面の影響

皆さんお久しぶりです。
ブログ書く気持ちはずっと持っているのですが、まさに不要不急の仕事なので後回しにしてしまいました。

先月2020年4月で2期目が終わり、3期目に入っている今、コロナ渦で色々あったので書こうと思います。
コロナの影響を踏まえてスタートアップであるステラアソシエとしてやったことを紹介します。

 

社内運用面

コロナの報道がされ始めたのが年始の1月頃でした。国内だと都内の屋形船やダイヤモンドプリンセス号の件が始まりだったと記憶しています。
この時点だと、今ほど危険性を認識している人は専門家も一般人もいなかったと思います。
リスクは図りかねましたが、単純に年度末が近づいておりメンバー全員休むことができない状態だったので、完全テレワークに切り替えました。

slackを確認したら、1月29日から切り替えていたようです。

 

企業としての動きは国内でトップ1%に入るぐらい早かったかもしれないですね笑 (コロナ関係なく私自身は週3・4でテレワークしていたので、家で働きたかっただけかもしれません)
テレワークにすると顔を合わせていた時よりも弊害が出ます。
対面している時よりも緊張の糸が弱まるので、モチベーションは下がりますし、コミュニケーションも伝わりづらくなります。

特に前者が大きな問題だと思いますが、ステラアソシエは大所帯じゃないのでいわゆる働きアリの法則は当てはまらず、出勤していた時とそん色ない生産性を保ってくれてました。
15人、20人程度の規模であれば人によってはモチベーションが落ちてしまうと思うので、その規模になったら対策が必要だと感じます。

働きアリの法則から学ぶ~最強のチームの作り方~

後者のコミュニケーションですが、これは電話コミュニケーションへの慣れと、こまめな進捗確認を入れることで解消できます。
電話会議は、今の電話会議システムの画質だとほぼノンバーバルコミュニケーションになるので、顔を映したとしてもコミュニケーションロスが出てきます。

これも有名なものですが、メラビアンの法則に基づくと、表情やジェスチャーによる視覚情報が会話時の情報伝達の55%を占めるということなので、電話会議の時点で半分ほどはコミュニケーションロスになると言えます。

でもこれは慣れることでロスを減らすことができると考えています。
視覚障害者の人なら視覚情報がない状態が基本になりますが、会話は普通にしているのを見かけると思います。
今日いきなり目が見えなくなったらしばらく会話が難しくなるかもしれませんが、訓練することで上達できるということでしょう。

また、海外展開している企業なら、海外との電話会議はしょっちゅうしていますし、日常かどうかが違いです。
最近 zoom飲みが流行っていますが、そういったハードルが低いところから遠隔のコミュニケーションに慣れると仕事でも問題なくなると思います。(と、グリー創業者、現社長の田中さんもおっしゃってます)

長くなりましたが、コロナ初期の対応は上記のようなものでした。
3月に入り、コロナ収束が年単位になるほどの長期化が示唆されたころから、オフィスの必要性を再度考え始めました。
テレワークを1,2か月ではなく、1年以上するのであればオフィスにお金をかけたくない。
ステラアソシエは居抜きではなく、コワーキングスペースを利用してましたが、それすらも必要ない気がしてきました。

緊急事態宣言が出る数日前、4月に入ってから契約の交渉を始めました。
基本的に解約で、登記と郵便だけ残そうとしました。
確認するとオフィス契約者が0でも、登記・郵便受けだけを利用するバーチャル会員に切り替えられるということだったので私も含めてメンバー全員分解約しました。

最終的には、郵便受けもカットできたので、会社宛郵便物を自宅住所へ転送をかけ、登記だけを残す極限の形になりました。(会社は実在します笑)
たまにある来社の際に自社オフィスの会議室は使えませんが、頻度も少ないですし、近くの会議室を借りればいいと思います。

営業面

ステラアソシエが生業とするコンサルティング業は、クライアント様からする外注費にあたり、不況時には真っ先にカットされる対象の一つです。
不況は10年に1度は来ると言われますが、それが2期目に来ました。
仮にステラアソシエが10年続くとして、潰れる可能性が高いのはコロナ真っただ中の今期(2020年5月~2021年4月)なのは間違いありません。
4月に入るまで不安でしたし、最悪の状況を覚悟していました。
既に3月以前に提案が終わっている案件がいくつかありましたが、軒並み話がなくなる可能性がありました。

ただ、幸いなことにそういった案件も前に進めてもらえるものがほとんどだったり、面識がない新規のお客様がウェブ経由で問い合わせをして頂いています。
ステラアソシエのお客様属性が大手製造業、SIerなので、大打撃を受けているサービス業(大手・零細問わず)ではないことが大きな要因だと考えています。
サービス業相手の仕事であれば、自粛によってあらゆる発注が無くなっていました。

とはいえ、これは4月の状況なので、年間通せば非常に厳しいのは変わりありません。
営業は必要ですが、以前のように訪問しての営業は向こうしばらくできません。

そのため、プレスリリースやウェブサイト経由の問い合わせを増やしていく必要があります。
詰まるところSEOによってウェブサイトの検索順位を上げることが目下取り組まなくてはいけないことです。
記事のようなテキストだけではなく、YouTubeに代表される動画コンテンツも作るべき状況です。
厳しい状況ですが、みなさん頑張りましょう。

 

P.S 私事ですが、本日軽いヘルニアを診断頂きました。
テレワークの影響で1日100mも移動せずに生活していたようで、神経に来てしまったようです。
私は比較的テレワークになったのが早いので、3月頃からテレワークになっている方々はくれぐれもお気を付けください。

保木 佑介
保木 佑介
RPAホールディングスにて、総合化学メーカーや総合電機メーカーの研究開発部長を中心に、100以上の新規事業プロジェクトに従事。RPAホールディングスがマザーズ上場したことを機に、2018年5月当社を設立。得意領域は、MaaS、化学、社会インフラIoT、サイバーセキュリティ。趣味は猫を愛でること、文章を書くこと、フットサル。