【バーチャル展示会2021】プラットフォーム比較と開催前の注意点

【バーチャル展示会2021】プラットフォーム比較と開催前の注意点

【バーチャル展示会2021】プラットフォーム比較と開催前の注意点

バーチャル展示会プラットフォーム

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 新型コロナウィスの影響で、展示会の開催ができなくなった今、展示会に変わるものを探してる企業は多いと思います。

 そんな中注目をめている解決策が「バーチャル展示会」です。

 バーチャル展示会は、開催コストを抑えられることや、どこに居ても参加できる点において優れており、実際に開催を考えている企業も増えてきています。ですが、いざ開催しようとなると、問題になるのが3DCGや、動画コンテンツ制作を外注しなければいけないということです。

 さらに企業によっては、メリットであるはずの「低コストでの開催」ができないかもしれないという落とし穴もあります。

 今回はその落とし穴にはまらないための注意点と共に、「来たる2021年に展示会やりたいけど、どの制作会社に頼むべきなのか分からない!」という悩みを解決すべく、プラットフォームとなる企業3社を比較し、表にまとめました。

 開催前に注意点をしっかりと確認し、バーチャル展示会を開催するべきかどうかも、しっかりと考えていきましょう。

 

〈目次〉

1.プラットフォームの比較
 1-1.紹介するプラットフォームの比較表
 1-2.スペースラボ
 1-3.DX Exhibition(ショウダンデス)
 1-4.V-MESSE

2.事例の紹介:ストリートビュー型のバーチャル展示「森精機」

3.バーチャル展示会前の注意事項!意外とコストが高い!?
 3-1.一人分がいくら?費用対効果を考慮しよう
 3-2.購買意欲とターゲットの幅にも注意
 3-3.バーチャル展示会の向き不向きをチェック
 3-4.バーチャル展示会の代替案は、ウェビナーがおすすめ!

4.まとめ

 

 

1.プラットフォームの比較

 バーチャル展示会を行うにあたって、最初の課題になってくるのが「どのプラットフォームを選ぶか」ですよね。多くのプラットフォームの中から、自社に合うものを選択するのは確かに簡単ではありません。

 実際には、3DやVRで没入感のあるものから、WEBサイト上にプレゼンテーションの動画を載せるだけのものまで幅広くあります。

 今回は、タイプの違う3社とその特徴取り上げて、それぞれ

・良い点
・懸念点
・向いている企業

 の3項目についてまとめました。2021年の開催に向け、どのようなプラットフォームを選択するがベストか、自社製品を思い浮かべながら参考にしてください。

 

1-1.紹介するプラットフォームの比較表

 

 今回紹介させていただくプラットフォーム3社の、比較表がこちらです。

バーチャル展示会のプラットフォームを提供する3社の比較表

 それぞれに、良さや懸念点があります。各プラットフォームのメリットを自社でどれだけ活かせるのか、吟味していきましょう。

 では、各プラットフォームの説明を見ていきましょう。

 

1-2.スペースラボ

バーチャル展示会プラットフォームであるスペースラボの画像

 URL:https://spc-lab.jp/product/virtual-expo/#xr


スペースラボは、3DやVR(バーチャルリアリティ)に強みを持つ企業です。より現実に近く、没入感の高い展示会を実現できます。バーチャル展示会360では、参加者は自由に会場内を歩き回ることができ、ボイスチャットでの会話や声かけも可能です。

 3Dの分野に強みを持つ企業なので、3DCGの制作は自社で行います。そのため、ハイクオリティにもかかわらず、制作費用が比較的安いのも嬉しい特徴です。

 また、参加者の向きに合わせて、音声の大きさが変わるという特徴もあります。すなわち、こちらを向いている参加者に対しての声かけが、有効的に行えるということです。 

 良い点
・現実に限りなく近い環境が実現
・効果的な声かけができる
・安価でハイクオリティな3DCGの制作
・制作物の流用可能
・参加者の情報、行動を分析ツールもある

懸念点
・3DCG制作だけでも、期間が3ヶ月以上かかる
・集客のサポートは比較的少ない

向いている企業
・ハイクオリティな3DCG制作は行いたいがコストに心配がある。
・独自CGモデルデータを持っており、持ち込んで制作費を抑えたい
・集客を自社でも行える

 

1-3.DX Exhibition(ショウダンデス)

バーチャル展示会プラットフォームであるDX Exhibitionの画像

   URL:https://dx-exhibition.com/

 

  「ショウダンデス」というバーチャル展示会のサービスを展開するDX Exhibitionは、自社で多くの事業を行っている企業に特に向いていますオウンメディアとして、バーチャル空間と様々な展示ブースを持つことができるからです。

 

 自由に動き回り、リアルタイムで会話もできる3Dバーチャル空間やARから、2D3Dのイラストベースのものまで、様々な展示タイプが選べます。広告・集客のサポートも充実しているので、一挙に任せることができるのも魅力です。

 

 さらに、1番の特徴とも言えるのが、3D CGのコンパニオンアバター(VTuber)を制作できることです。無機質なものではなく、アニメキャラクターのような個性的で魅力的なものが作れます。

 

 VTuberの中心に大規模イベントを手掛けてきた事績を生かし、クオリティ高く独創的なバーチャル展示の実現が可能です。

良い点
・単独展示会に強い
・ボイスチャットによるリアルタイムの会話が可能
・選べる展示のタイプが豊富
・魅力的なVTuberの制作
・集客から開催までサポート充実

懸念点
・プランによっては費用が大きくなる
・毎月のサーバー管理費がかかる

向いている企業
・展示に割ける費用が比較的豊富である
・VR・AR・VTuberなどで特別感を演出したい
・集客もまとめてお願いしたい
・他事業展開をしているため、単独で展示会を開きたい

 

1-4.V-MESSE

バーチャル展示会プラットフォームであるV-MESSEの画像

 URL:https://v-messe.jp/info

 

 V messeは簡単・低コストス・ピーディー」が売りのプラットフォームです。3D CG制作はもちろん、配布資料やウェビナースタジオの手配、配信映像の撮影などの運営もトータルで支援してくれるのが特徴です。

 

 選択できるブースの種類も費用や納期等に応じて構築が可能で、特に特徴的なのは「イージーオーダー 3D CGブース」と呼ばれるブースです。テンプレートを使い、3D CGのブースを制作ができるので、簡単かつ短納期でブース制作ができます。

 

 他にも来場者の情報や行動分析ができるほか、ウェビナーとの連携に強いため、ウェビナー開催をも合わせて考えているのであれば、有効活用できます。

良い点
・低コストでスピーディーな開催
・来場者のログ管理やログレポートの出力など取得できる情報が豊富
・展示会資料作成や、配信映像の撮影も対応
・商談活動、ウェビナーとの連携性が高い

懸念点
・3DCGの質などは、他社に劣る懸念がある
・集客に関する手厚いサポートがない
・特別感や独自感にかける

向いている企業
・低コストに重点をおいている
・ウェビナーや商談活動と連携し、その場でスムーズに実行したい
・3DCG以外に、動画コンテンツの企画や撮影のサポートも受けたい

 

2.事例の紹介:ストリートビュー型のバーチャル展示「森精機」

バーチャル展示会の事例である森精機の展示会画像 

 URL:https://www.dmgmori.co.jp/sp/dtsr

  森精機では、Googleのストリートビューのようにバーチャル空間内を移動できるバーチャル展示を行っています。オウンドメディアとして、常設されている展示方法です。

 

 製品の近くまで行くと、動画コンテンツや資料などを見ることができ、カタログやPDFのダウンロードもワンクリックで可能です。

 

 よりレベルの高いものであれば、このような事例にプラスして、V Rでの視聴が可能であったりします。イベントを開催すれば、そのまま商談に持ち込むことも可能です!

 

 

3.バーチャル展示会前の注意事項!意外とコストが高い!?

 バーチャル展示会をやるにあたって、費用対効果を考える必要があります。開催のコストが抑えられるメリットがあるとはいえ、制作物にかけた膨大なコストと時間に、結果が見合ってなければ意味がありません。

 

 すなわちバーチャル展示会が向いている企業とそうでない企業があるのです。

 

 例えば、一度作った制作物を何度も使いまわせる企業であれば、バーチャル展示会に向いていると言えるでしょう。制作物の持ち込みが可能なプラットフォーム(スペースラボなど)を使えば、2回目以降の開催費用が大幅に抑えられるからです。

 

 逆に、毎回新しい制作物が必要な場合は、向いていない可能性が高いことになります。

 

 向き不向きを考えるための注意点。また、バーチャル展示会をやらないと決めた場合、どのような代替案があるのかを見ていきましょう。

 

3-1.一人分がいくら?費用対効果を考慮しよう

 リアル展示会よりも低いコストで、バーチャル展示会が開催できることは確かです。ですが新しく、3D CGまたは動画コンテンツを作らなければいけないので、決して少ないとは言えない初期費用がかかってくるのもまた現実です。

 

 重要な事は、「リード1件獲得のためにかけた費用」を表すCPL(Cost Per Lead)です。

 開催費用を抑えられたとしても、リーチ獲得数が少なく、CPLが高ければ、売り上げにはつながらないでしょう。

 

 過去に、リアル展示会で多くのリーチを獲得できていたとしても、特別感の出しづらさがデメリットであるバーチャル展示会で、同じ成果を出せるかは分かりません。

 

3-2.購買意欲とターゲットの幅にも注意

 購買意欲やターゲットの顧客層の幅も、注意が必要です。本来メリットである全国から参加できるという点は、参加者の購買意欲が低さや、特定の地域へのアプローチがしにくいというデメリットにもなるからです。

 

 想像してみてください。わざわざ会場に足を運んでくださっていた方と、そうでない方とでは、どちらの購買意欲が高いでしょうか?

 QRコードなどで簡単に名刺交換ができるバーチャル展示会では、ただ名刺交換をしただけでは、見込みにはなり得ないのです。

 

 また、バーチャル展示会のどこからでも参加できるという特性上、地域でターゲットを絞る事は難しいのです。特定地域のリーチ獲得を目指すのであれば、その地域向けに開催されるバーチャル展示会に参加するなどの工夫が必要です。

 

 大切なのは単純な参加者の人数ではなく、ターゲットになり得る、購買意欲の高い参加者の人数なのです。

 

3-3.バーチャル展示会の向き不向きをチェック

 自社がバーチャル展示会に向いているかどうかを確かめるために、以下の観点でチェックしてみましょう。

リーチ1件当たりの費用:制作物の完成度に大きく左右される
見込み客の数と質:ターゲットにしている見込み客をどれだけ獲得できそうか
自社の集客能力:自社メディアなどの集客力が高ければ、展示会は必要無い
制作物の再利用可能性:一度作ったら何度でも使える利点を生かせるか

 メリットはデメリットにもなり得ます。バーチャル展示会のメリットを、自社が十分に生かせるかどうかをしっかりと検討しましょう。

 

3-4.バーチャル展示会の代替案は、ウェビナーがおすすめ!

 バーチャル展示会の代替案としてオススメなのが、ウェビナーの開催です。ウェビナーであれば、3DCGを制作する必要がなく、コストを大幅に抑えられます。

 

 費用対効果に懸念がある場合の代替案として、とても効果的です。

 

 開催の前に一度検討することをお勧めします。同じオンラインで行うバーチャル展示会での成果を、予め検証する手段にもなるからです。

 

 ウェビナーの具体的な開催方法や、開催までに必要な要素などが詳しく書いてある記事がありますので、ぜひ参考にしてください。

 

 ステラアソシエでは、ウェビナーでの代替も含めたバーチャル展示会について、今回伝え切れなかったノウハウをより詳しくお伝えできます。以下のボタンを押すと「デジタルマーケティングに関するお問い合わせ」というページに移動しますので、そちらからお問い合わせください。

お問い合わせフォームへの誘導画像

 

4.まとめ

 最後にもう一度、プラットフォームの比較表を見ておきましょう。こちらの表を参考に、より自社にあったプラットフォームを見つけましょう。そして忘れてはいけないのが

 

 本当にバーチャル展示会をやる必要があるのかどうかの検討

 

 です。費用に対して効果がどれほど見込めるかは、慎重になる必要があります。ウェビナーという選択肢も検討して総合的に考えましょう。

保木 佑介保木 佑介
保木 佑介
RPAホールディングスにて、総合化学メーカーや総合電機メーカーの研究開発部長を中心に、100以上の新規事業プロジェクトに従事。RPAホールディングスがマザーズ上場したことを機に、2018年5月当社を設立。得意領域は、MaaS、化学、社会インフラIoT、サイバーセキュリティ。趣味は猫を愛でること、文章を書くこと、フットサル。
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