【連載】MaaSは日本社会を救うか? ~全8回

Maasは日本社会を救うか

連日、MaaSや自動運転の実証実験が日本の各所で行われていて、ニュースアプリを開くと「A社が○○市にてMaaSの実証実験」というニュースをよく見かけます。ビジネスに限らず、「自動運転になったらどんな生活になるんだろう?」と考える方も多くいらっしゃるでしょう。

大前提として、車を含めた「移動」は社会生活の大きなファクターを占めていると思います。

・移動は寝たきりの人でない限り、あらゆる人が毎日している
・1日のうち、移動に割いている時間は結構ある(多い人だと往復2時間とかは普通。営業の人であれば、1日出ずっぱり)
・我慢が多くストレスが溜まる(移動時間を有効に使えない、満員電車にイライラする)

つまり、あらゆる人の生活に大きく関わるテーマ、ということです。

ステラアソシエでは、10案件を超えるMaaS・自動運転の新規事業 コンサルティングプロジェクトを支援させて頂きました。また、学生とのワークショップも重ね、多様な視点でMaaSの市場を捉える取り組みをしてきています。

それらを通じ、「MaaS=移動の革命」は本質的にどんな価値があるのか見えてきました。

そこで、「MaaSは日本社会を救うか?」と題し、全8回で「MaaSによって生活がどう変わるか」「日本の社会課題を解決するために期待できること」をお伝えしていきます。

読んで頂ければ、ビジネスの市場としても、生活者としても最もインパクトのあるテクノロジーについての理解が深まるかと思います。

第1回 MaaSの定義
第2回 MaaS 3つのビジネス領域
第3回 シェアリング・自動運転のMaaS
第4回 MaaSを支えるインフラ・法規制
第5回 MaaSと地方・都市のスマートシティ       (9/14 投稿予定)
第6回 社会課題に立ち向かう日本版MaaSの可能性(9/20 投稿予定)

第7回 MaaS先進国に学ぶ 海外MaaS事例集(9/20 投稿予定)
第8回 MaaSが変える社会とビジネスの展望(9/20 投稿予定)

保木社長保木 佑介
RPAホールディングスにて、総合化学メーカーや総合電機メーカーの研究開発部長を中心に、100以上の新規事業プロジェクトに従事。RPAホールディングスがマザーズ上場したことを機に、2018年5月当社を設立。得意領域は、MaaS、化学、社会インフラIoT、サイバーセキュリティ。趣味は猫を愛でること、文章を書くこと、フットサル。
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