2007年、京都大学の山中教授が初めて人間の皮膚細胞からiPS細胞を樹立させてから約10年が経ちました。現在も大学や製薬企業を中心に積極的な研究が行われていますが、そもそもiPS細胞がなぜ必要なのか、どこまで研究が進んでいるのか把握している人は少ないのではないでしょうか。
iPS細胞の領域は、製薬企業はもちろん製造メーカーも参入を始めており、様々な業界企業にとってビジネスチャンスがある分野だと考えられます。
本連載では、計3回に分けてステラアソシエ目線でiPS細胞の基本から、各業界企業の参入機会までお伝えいたします。