景品表示法とは?「No.1」「世界初」を証明する前に知るべき内容


「No.1」や「世界初」等の文言が事実と反した内容である場合、「景品表示法」違反という罪に問われる場合があります

そのため、景品表示法とは何か、また罪に問われないためにどうするべきか、理解しておく必要があります。

景品表示法とは何か

景品表示法については、消費者庁のホームページで説明されています。

以下はその引用文です。

景品表示法は、商品やサービスの品質、内容、価格等を偽って表示を行うことを厳しく規制するとともに、過大な景品類の提供を防ぐために景品類の最高額を制限することなどにより、消費者のみなさんがより良い商品やサービスを自主的かつ合理的に選べる環境を守ります。

出典:https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/

ここに記載の通り、商品やサービスの品質、内容、価格等を偽って表示を行ってしまうと、景品表示法上の罪に問われる可能性があります。

では、どうすれば良いのでしょうか?

景品表示法上の罪に問われないためにどうするべきか

TVCMやプレスリリース等で「世界初」「No.1」を表示したい場合、景品表示法上の規約を満たすために、専門機関による調査が必要です。

さらに調査にあたっては、以下2点への配慮が大切です。

・調査期間・時点に関する表示の場合、期間という範囲で調査結果がいつからいつまでの話なのか明確に提示すること
・商品等の範囲に関する表示の場合に、No.1の表示の根拠になる調査対象範囲と、消費者が認識する範囲に乖離がないようにすること
(その範囲が消費者に知られていない場合、理解できるように説明を加える必要がある)

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